部活で学んだこと
スタッフって色々言われるんですよ。
選手からも先輩スタッフからも。
これが出来てねぇだのもっとこうしろだの。
いやうるせーよ
俺は間違えねえ‼️
黙ってろよ口出しすんじゃねえよ‼️
って思ってたんですよね。
最初は。
多分ある程度色んなことは器用にこなしてきたし、他の人より地頭が良くて優秀な自覚があったから。
だから、自分が1番正しい。と思っていて
人の意見や忠告が本当に取り入れられない人間でした。(最低)
そんな時にあるスタッフの先輩から言われた言葉が心に残ってて。
「自分が正しいって思ってることでも、何か言われてる・言う人がいるってことは、少なくともその相手は不満を持ってるってことだから、疑問の目を持つことも大事だよ」
(ニュアンス)
みたいなことを言われて。
なんか、普通にあーなるほどな。って思いました。笑
確かに、わざわざ注意するってことは少なくとも私の言動を否定的に捉えてたり、不快に思ったりしてるから言ってるんだって笑
わざわざ言ってくるのは嫉妬でしょ?とか、嫌いなだけでしょ?とか思うこともできるんですけど、
どんな理由だったとしても
何か指摘をもらえてるなら一回素直に受け取って、自分の中で噛み砕いて吸収する方が
成長していけるし、自分にとって得だなと思うようになりました。
そこから人の話もちょっとだけ聞くようになった気がします。
もちろん信念とか軸はそのままに、いいところ取りだけして行こって☆
ジャニーズとして生きる
日本には「ジャニーズ」という職業がある。
俳優や歌手とはまた一線を画している、いわゆる「アイドル」というジャンルのタレントたち。昔から世間の注目度は高く、日本のエンターテインメント業界を彩ってきた存在だ。
なぜ彼らは時代を超えて世間の話題の中心に君臨し、私たちの心を惹きつけ続けるのだろうか。
そもそも「ジャニーズ」になるにはジャニーズ事務所に幼い頃から所属する必要がある。ジャニーズJr.として歌やダンスのレッスンを受けながら、選抜競争を勝ち抜いた者だけが、晴れて「CDデビュー」という全国区への切符を掴む。デビューができるのはJr.全体の1%にも満たないと言われる厳しい世界だが、デビューさえすればトップアイドルへの道は保証されたようなものだ。
人生に一度の青春を捨ててステージに立ち、夢に向かって走っている彼らはいつだって無敵なフリをしてくれる。爽やかな笑顔の裏にファンには決して見せない絶望があって、引退を考えた時も、大きな壁にぶつかった時も、私たちがそれを知るのはいつも過去の話になってから。
どこか儚くて危うい、いつ消えてしまうか分からないような存在だからこそ、世間はいつの間にか彼らに恋をし、目が離せなくなっているのだろう。
私たちが愛するアイドルたちは、自分の夢を夢のままにしないし、私たちの夢は夢のままで終わらせてくれる、まさに夢の支配者なのだ。
生きること
バイト先でトイレ掃除をしているときに、目の前に小さな羽虫が飛んできた。
「もう夏だな〜」と思いながらプチっと潰した直後のこと。「え?なんで私は今、この小さな命なら潰してもいいと思ったんだろう。」と一瞬、本気で後悔した。
もし目の前に飛んできた虫が羽虫でなくカブトムシだったら、私は潰したのだろうか。きっと、潰していない。むしろ弟が喜ぶだろうなという理由で大切に家に持ち帰っていたかもしれない。
私たちは大人になるにつれて、「生きている」ことに自分が意味を感じないものは、不要なものとして目の前から排除するようになってしまった。
虫だけでなく人間にまで「生きる」意味があるかないかで命の価値の順番をつけている。
私たちは「生きる」ことに対して意味を見出すことに敏感になりすぎた。
生きることに無理に意味を与える必要なんてないと思う。難しい困難を乗り越える必要も、夢中になれる生きがいを見つける必要もない。
生きること、この世に生を受け、ただ息をしていること、それ自体にきっと何か意味がある。
旅人に花を。
2020年6月19日。
7年近く追いかけた4人のNEWSが、3人になった。
普段落ち込むことが少ない私でさえ、珍しく落ち込んだ。
アイドルとしての彼らに、好きとか付き合いたいとかいう不安定な概念なんてとっくに超えてて、
ほとんど私の一部、人生そのものだったんだなって、辞めてから実感した。
(だから週刊誌で女と撮られてもどうとも思わなかったのか〜〜‼️💡)
辞めたこと自体は、夜の部活が終わってTwitterを開いたらTLが手越くんの話題で埋まってて退所を知った。
意外と最初は実感がなかったのか
「あぁ、そうなんだ。手越くん、やめたんだ。」
くらいにしか思わなかった。
手は震えてたけどね。
でもそれ以上でも以下でもなかった。
ただ、次の日朝起きて
嫌味のように雲ひとつない快晴が広がるのを見て、
あ、これ現実なんだ、もう手越くんはNEWSじゃなくて、増田くんの隣で綺麗な高音を歌う人はいないんだ
って真っ正面から突きつけられた感じがして
今までNEWSと過ごしてきた時間が自分でもびっくりするくらい鮮明にフラッシュバックして
涙が止まらなくなった。
ぐるぐる自分の中で渦が巻いて、回顧が始まった。
その回顧は、好きになったのは中学生の頃だったなぁって大昔のことからで。
受験でずっとNEWSの歌に励まされてきたこと
高校時代はひたすら夢中で追いかけたこと
失恋したときはtwinkle starの手越くんの笑顔ずっと見てたなとか、ピアスも特徴ある手越くんと同じ位置がいいって右2左1で開けて、携帯のパスコードもずっと4人の再始動日で、iphone手にしてから今まで一回も変えたことないなーとか。
だいたい遊ぶ友達はオタクだったし。
もう戻れないくらい生活の細かいところまで入り込んでたことを思い知った。
そのなかでも1番の思い出はなんだろうって考えたときに、真っ先に思い浮かんだのは
私が高校2年生のときにNEWSがメインパーソナリティを務めた24時間テレビ。
日陰を歩いてばっかりだった4人のNEWSが、やっと世間の注目を浴びることになった。
毎日夢みたいにテレビをジャックする姿を見るのは本当に嬉しかった。
その年のテーマは「愛」
ファンに対していつもダイレクトな言葉で愛を伝えてくれるNEWSにぴったりなテーマだった。
待ちに待った当日、オープニングで「愛は勝つ」を歌いながら4人で力強く階段を降りてくるNEWSの姿がなんだか誇らしくて、心から嬉しくて
人のためにこんなに感情を消費できるんだって号泣しながらどこか冷静に自分で感心してた。
同時に、やっと4人のNEWSが世間に認められて、もっともっと活躍して羽ばたいていくんだろうなって確信した瞬間でもあった。
本当に嬉しかったなあ。
これからも4人のNEWSはずっと当たり前に続くと思ってた。
NEWSと一緒にまだまだやりたいことがたくさんあった。
毎年春ごろ必ずやるツアーで1年間また頑張る力をくれるんだろうなって。次はどんな洋服着て行こうかな、どんな団扇作ろうかなって。
コンサートが好きだから、色んなジャニーズのを見に行ったけど、どこもかっこよくてキラキラしてるんだけど、結局NEWSが1番なんだよなあって勝手に満足していつも帰ってきてた。
心が追うから推しって言葉を噛みしめてた。
NEWSのライブ前はやっぱり特別で、あの高揚感は毎回他では感じることのない感情だったな。
手越くんのことは、この人は他人の悪意に晒されて何度泣かされるんだろうって思ってた。
もっと周りにいるファンとかメンバーとか、1番近くで見てくれる増田くんのことを大事にしなよって。
でも、手越くんは自分を好きって言ってくれる人には、いつも全力の好意で返しちゃうような人だったもんね。
優しくて素直で真っ直ぐであったかくて、そんなところが彼の良いところだったなあ。
ジャニーズに入って、NEWSになって、アイドルという仕事を今まで選び続けてくれて本当にありがとう。
4人のNEWSが見せてくれた景色が大好きでした。
4人が努力でここまで這い上がったこと、心から尊敬しています。
私の青春の全てでした。
僕の人生は僕だけじゃなくてファンのものでもある、ってよく言ってた手越くん。
これからは自分だけの人生を思いっきり生きてね。
手越くんが見るこれからの景色が、どこよりも自由で鮮やかに広がる、美しい景色でありますように。
改めて17年間という長い旅路、お疲れ様でした。